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コメント (1)「家をつくろう」と考えている方は、一度思い切って家は家族のため、自分達のための空間と考えることに徹してみてはどうでしょうか。と前回お話させて頂きました。
なぜ、そんな話をしたのかというと、そこには今の住宅事情が繁栄されているところが大きいと思えるからです。
無印良品のライフスタイルについてのアンケートによれば、1万名以上の回答を集計したところ、回答者の割合が以下の通りだったようです。
男性30%、女性70%、30代59.9%
グラフを見たところ、現在、関東首都圏に住んでいる方が40%程度、4人家族の方が20.8%という結果でした。
ご自宅の広さの平均が75.9㎡という結果もでており、4人家族を想定すると窮屈だと思われます。このことは、日本の住宅事情の大きな課題が「広さ」だということが改めて認識できる結果となっていました。
きっと今、家を建てようと考えている人の多くが、快適に寝る場所と食事をする場所を確保して、ようやくそこから理想の住まいを語ることができるというのが現状なのでしょう。
ただ、今の土地の広さの現状ではそんなに広い土地も購入できない。。。となると、「広さ」というのは、日常生活の中で、何を優先するのかという施主自身への投げかけになってきます。
家族の営みには一緒に何かをすることと、一人一人で何かをすることが両方あると思います。
一つの空間に家族がそれぞれの過ごし方を持ち込んで、同じ空間を共有するということをじっくり考えてみることが大事になってきています。親戚やお客様を招くから…とか、そういうことは一切考えないで、自分たちの暮らし方を豊かにすることを徹底して考えることが、現代の暮らし方の一つであるように思えます。
一昔前は、ダイニングやリビングとは呼ばずに、「居間」という空間が存在しました。ここは、家族がいつも集い、くつろぐ場所となっていました。今一度、この「居間」というものを見直してみると自分たちの暮らしをより豊かにできるのではないでしょうか。
そのためには、十分な使いやすい収納スペースが必要となるでしょう。家族のそれぞれの目的にあわせた格納スペースがないと、たちまち物があふれかえってしまう。必要な物だけを持ち寄り、きれいに整理された家族用の空間で、自分の好きな場所で過ごすのです。
ダイニングテーブルで過ごす人、カウチソファで横になる人、床に座る人、スタディーコーナーでじっくり仕事する人など、それぞれが自分達流に楽しむこと、リラックスすることを最優先させていいのではないでしょうか。
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コメント (0)2007年10月。
地下から2階までのコンクリート打ちが終了し、型枠がはずれ、スケルトン状態ですが、建物の形が姿を現しはじめました。
どの現場でも同じなのですが、その現場の状況によってその空間が広く感じたり、狭く感じたりします。
設計段階では、どうしても平面で図面を書きます。(もちろん、模型等で立体もつくりながら考えるのですが。)だから、そのスケール感やイメージを現場の状態によって重ねるのでそういう現象が起こると思います。お施主さんも現場に来るたびに、「狭いなー」、「広いなー」と感想が変わることが多いので、この説明をしています(笑)。
地下にあるウォーターコートの「飛び石」の施行中の写真です。わかりずらいかもしれませんが、奥の壁に一部白い面がありますが、仕上げの塗装の実験です。このように、現場ではモックアップ等を行い、実際の状況を見て判断することも多いです。
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コメント (0)私は、一日の仕事が終わって家に帰るとほっとします。彼女と食事をしながら、他愛もない話をして、楽しい時間を過ごします。きっと、皆さんも仕事のこともつかの間忘れて、子供たちの学校での出来事や近所の人たちの話、次の休みの家族での旅行の計画など、家族というつながりを確認しながら、生活していることでしょう。
家は体も心もいやす場所であり、外で頑張るためのベースになる場所。朝にはそれぞれが外にでて、夜には戻ってくる、鳥の巣のようなものではないでしょうか。
しかし、こうした家族とは昔から存在したのでしょうか。実はこうした家族像とは80年位前に生まれたものなのらしいです。それまでは、家とはお父さんのものであり、お父さんが人を招く場所でした。つまり働くお父さんが全てでした。奥さんも、子供も、ご主人以外の居場所は余った空間を使っていました。
そして家は、財力を誇示したり、自身の美意識を見せたり、知識や見識を披露するものでもありました。お客様と会うときに見せる床の間のしつらえ、床の間に かける掛け軸や、置物など、また座敷から見える庭園や、場合によってはその奥にある茶室など、それらは全て人に見せるためのものであったのです。
しかし、新しい時代が訪れました。お父さんが外で仕事をしてかえってくるという、今で言うサラリーマンという職種が生まれたのも、変化の要因のひとつです。家は家族のものだということを国家的に唱えるようになり、戦後急速に変化が始まりました。ずいぶん時代は変わりました。現代は家は家族のものとなったと言ってもいいでしょう。
しかし、にもかかわらず、家をつくろうと考えると、LDKという間取り、和室、ふすま、廊下、客間、床の間などなどを思い描くのでしょうか。
私が30代のある方からプランの相談を受けた際、自分で考えたというプランを見せて頂くと、1階にはリビングに面して和室があり、2階は6畳程度の部屋を等分に割り振ったプランでした。そこで、この和室はいるのですか?2階の個室はこれだけいるのですか?と聞くと、その方は、「そういわれれば、いらないかもしれない。なんとなく使いそうな、必要な気がしたので。」という答えが返ってきました。
そういう方は意外に多いと思います。日本人は自分たちが幼い頃から過ごしてきた、その原風景の記憶がいざという時に思い出され、「家とはこういうものだ」という固定概念を抱かせることが多少なりとも、あるような気がします。
今、「家を買おう」ではなく、「家をつくろう」と考えている方は、一度思い切って家は家族のため、自分達のための空間と考えることに徹してみてはどうでしょうか。
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コメント (0)2007年9月。
TMIビルには、地下、1階にウォーターコート。4階に屋上庭園。壁面にウォーターウォールと壁面緑化があります。
この部分は水と植物というある意味予想がつきにくいものがあるため、この部分のために各設計者と施工業者、メーカーが一堂に会して定例会議を行っていました。最終的には半年以上も会議を重ね苦労して出来上がった代物です。
写真は、南側のウォーターウォールと壁面緑化を見上げたものです。
この水景設計は東風意匠計画の山内さんにご協力いただきました。このように今回のこの建物は設計側もさまざまな事務所や設計者が加わり、コラボレイトしています。
その人たちを調整するのは大変苦労がいりましたが、ひとつのものをみんなで協力してつくりあげることがどんなに楽しいことか、改めて実感した時でした。
ウォーターウォールは、ガラス面に水が滝のように流れる仕掛けになっています。これも現場でモックアップし、いろいろ試行錯誤を繰り返しました。
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コメント (0)ようやく、今週末にN-Houseの地鎮祭を迎えることができました。お施主さんがうちの事務所を訪ねてくださってから、1年が経とうとしています。つまり、設計を始めてから1年もかかってしまいました(笑)。理由は様々ですが、ローコストであることと、家相もかかわっていたこと、なによりもお施主さんの夢を形にするのに時間がかかってしまったわけです。
その設計を進めながら、改めて住宅とは何か。今求められているものは何か。をじっくり考えることができました。
家ってなんだろう。。。そう説いた時、今の答えとしては、「家は家族の暮しの器」という、一言でいうとありふれた答えになりました。
お施主さんはご夫婦共に30代。小さなお子様(男の子)が2人。現在のお住まいはマンション暮らし。
このクライアント情報に、大変興味を惹かれるものがあります。なぜならば、今、家を建てようと考えている方の最も標準的な施主にあたると言えるからです。つまり、今回のお施主さんの要望というものは、実は今、住宅に多く求められている要望でもあり、それをリアルに本音で聞くことができるからです。
たまたまなのですが、ちょうど「無印良品」でも同じ時期にライフスタイルのアンケート調査を行い、その結果がでたところです。その結果を見てみると、びっくりするぐらい、今回のお施主さんの要望と似た結果でした。
次回からその無印良品のライフスタイルについてのアンケート結果を参考にしながらも、今、住宅に求められていることとは、どんなことなのか。そして、それをどう設計したのかを、紹介できたらと思っています。
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コメント (2)2007年8月。
配筋工事が3階4階と進んでいたこの頃は、地下から順々にコンクリート打ちが始まり、より一層現場があわただしさを増してきました。
私がチェックした図面でひたすら施工図を書いているkigutiさんの後ろ姿に哀愁が漂い始めたのもこの頃。。。
yokoyamaくんだけでなく、miyauraさんもkigutiさんが書き上げた施工図をもとに現場と事務所を行ったり来たり。
検討箇所がでてくれば、その場で解決しないといけない。。。
現場はどんどん進んでいきます。待ってくれない。
もはや悩んでいる暇などなく、ハイテンションで、イケイケでないとやってられない。そんな状態でした。
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コメント (0)2007年6月。
地下階から配筋工事が始まりました。
鉄筋が職人さんたちによってきれいに組み上げれていきます。地下に降り立って見えるその景色は大きなオブジェのようで、なんともいえないものです。
今回は、かなり密なスケジュールであった等いろいろ問題も多かったので、工事工程に間に合わせるために、朝から夕方まで現場事務所に缶詰で施工図をチェックして、打合せを重ね、夜に事務所に戻ってさらに検討箇所を詰める。
そんな日々を繰り返してました。携帯電話代もこの頃は、月に4万以上もかかってました。(笑)
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コメント (0)2007年4月。
現場はたまプラーザ駅から歩いて2分。事務所も鷺沼にあるので、たまに歩いて現場に行けるほどの近いところにあります。
この頃は元々お施主さんが住まわれていた家があったので、その解体作業をしていました。
現場を通りすぎ、少し歩いたところに現場事務所がありました。
そこは駅前再開発の現場事務所がメインだったのですが、その一部屋をうちの現場事務所としていました。
事務所に入ると現場担当のyokoyamaくんがいて、いつも調子のよいことを言ってはみんなを笑わしてました。
その上にまじめでガンガンのmiyaura主任がいて、その上に統括していたmurata所長がいました。murata所長もノリノリの人柄だったので、間にいたmiyaura主任がその2人のノリについていけるかちょっと心配だったです。。。(笑。
今回の現場の人たちは本当によく頑張ってくれました。まあ、変なところでもがんばってましたが。。。
たとえば。「同じ敷地内にある他の現場事務所がデザインセンスのない赤の郵便ポストだから、うちはおしゃれに白のポストにしましたよ。」とか。玄関に表札がないので、はじめてくる人にはどこがうちの現場事務所かわからなくないかと質問したら、「なくていいんです。こっそりとやってて、すごい建物をつくってたと知らしめるのがいいんです。」とか。。。そんなのどうでもいいし、意味がわかりませんです。。。(笑)
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コメント (0)TMIビルが竣工してからはやいもので、1年が経ちました。
今日、3日間にわたる1年点検が終わったのですが、施工会社の現場主任はもちろんのこと、共にがんばってくれた職人さんたちに久々に会えることができ、昔話に花が咲きました。
この現場はかなり苦労し、当時は戦々恐々としていたのですが、みんなで苦労してできあがった建物には、おのおの思い入れがあるものだなと思いました。
当時の様子は、実はメディカルモールたまプラーザのブログで見ることができます。しかし、その様子は表の顔で、工事の様子しか見れません(笑)。今回の様子は、設計事務所から見た現場の様子を着工から竣工まで追っていこうと思います。そこには、当時のスタッフの様子や職人さんたちの様子がありのまま映っています。
では、私たちの事務所のスタッフになったつもりで、御覧下さい。それでは、1年前にタイムスリップしてみましょう。
2007年4月、現場が始まったある日の朝、出勤してみると、
事務所はものすごい状態。。。はて他のスタッフは?と事務所を見回してみた。そこには。。。
飲み干したビール。。。
木彫りのくまたち?。。。
ソファで寝てるnaganumaくん。。。
作業中に燃え尽きてるグラフィックデザイナーのmioくん。。
モックアップ(原寸模型)した照明。。。。あと一人は?
29才のOL?じゃなくて。。。
爆眠中のsawadaくん。。。
当時、私と所長を含めたこのスタッフ陣で、毎日がこんな状態の日々でした(笑。
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