CROSSING CUBE HOUSE
クライアントご夫妻の希望された「ハコがずれながら噛み合うような」北側外観デザインから-CROSSING CUBE HOUSE-と名付けました。
大きくゆったりととったリビング・ダイニングをこの建物のメイン空間として、そこから徐々に上階へと上がると南北に長いトンネル状の空間へと様変わりして書斎、主寝室とプライバシー性の高い空間へ移行していきます。主寝室からは広い屋上デッキに出ることもできます。
またこのプロジェクトならではの特殊な空間として、大容量の収納でもあり、住み手の趣味の世界を展開させるヒミツ基地でもあるロフト空間があります。これも様々なアクティブスポーツをご趣味とされるクライアントご夫妻のたっての希望で計画した空間ですが、私達建築デザインに携わるものにとって、こうした個人個人がそれぞれ持っている独特の空間イメージは、非常に好奇心をそそられるものであり、設計の際のデザインソースとしてビビビっと創作意欲をかきたてられるものでもあります。
今回は1.5階の書斎の下に潜り込むようなカタチでそうしたスペースを計画しました。全面囲われた部屋としてでなく、玄関ホールやリビング・ダイニングと緩やかにつながりながらもその存在感をちょっぴりひそめたような作り方を意図的にすることによって、ヒミツ基地感を演出しています。
30坪と少しの床面積、シンプルな外観の建物ですが、内部では様々な空間体験のできる家になっています。必ずしも大きなプロジェクトでなくとも豊かな空間体験、快適な生活空間を作り出すことが私達の仕事であり、楽しみでもあります。
北側外観です。敷地周辺は将来住宅の建てこむことが予想されるので、こちら側は閉じたデザインにまとめました。
南の庭側はオープンに。
全体の内部空間はゆるやかにつながっています。
ヒミツ基地のロフト空間。駐車場から玄関を介してウォークインできます。
キッチンから見るリビング・ダイニング。和室、屋外デッキともつながるゆとりあるくつろぎ空間。
上階へ。少しづつフロアレベルを変えながら巡る動線は、家の中にいながら露地を行くような雰囲気を持っています。
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